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方言破壊力

  • 小野琢也
  • 2016年1月27日
  • 読了時間: 2分

皆さんご存知の通り都会育ちの私ですので(←嘘つけ!!)

こちらの方言が未だに新鮮でたまらない。

うちの父親が2万円の入った封筒を

何も入ってないゴミだと思い

真っ二つに破いてしまいました。

こんな時の会話として

「ゴミかと思って、捨てようとして、2万円を破いちゃった」

そんな言葉が出てくるところですが

うちの父親は一味違います。

「ゴミかと思って、う捨てようと思て、2万円引き破いてしもた」

どーですか皆さん

”捨てる”という言葉を”う捨てる”と言うわけですね。

語源としては”打ち捨てる”から来ているものだと思いますが

国語辞典によると意味としては

「思いっきり捨てる!!」という意味になります。

次に気になるのが

”引き破く”という言葉ですよね。

お札と言っても素材は所詮紙ですからそんなに力は無くても簡単に破く事ができます。

ですので”破く”だけで上等であります。

それなのにわざわざ

引いて破く!!

破壊力が凄まじいです。怨念を感じます。

国語辞典においても同様な事が書いてあります。

すなわち今回の1文から伝えたかった事というのは

「私は、ゴミだと判断したので、力任せに思いっきり捨てようと考え

 中にある2万円をとんでもない馬力で破いてしまいました。」

という事を

父は私に伝えたかったわけですね~。

方言って素晴らしい!!

ちなみにこの”ひきやぶる”を”ひっちゃぶる”という方もいらっしゃいます。

さぁ

日記とか言いつつ毎日は書かない

しかも無駄な雑談

これにて終了です♪


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